ほんとうにあったこわい話1
投資の記事とは全く違うお話でごめんね。
わたしの場合、最初の心霊体験は小4のときでした。
親が仕事の都合で夜不在のときに、ゴハンを作ったり家事をしてくれるS藤さんというおばちゃんがいたのですが、Sはわたしが寝た後にいなくなるので、21時前に寝たふりをしてSを早く帰らせた後に活動を始めました。
最初は家でゲームをしたりする程度でしたが、そのうち軽く徘徊をするようになりました。
子供単独での夜歩きは非常に危険なので絶対おすすめしませんし絶対したりさせたりしないでください。
そのとき住んでいたところは温泉のある観光地で夜も観光客がわらわら出歩いていたせいか、子供が1人で歩いていても近くに親がいるだろうみたいな空気があり特別な声掛けをされたことはありませんでした。
特に悪いこともいいこともしないままただ歩いて帰るだけです。
その日
いつものようにただ歩いただけの帰宅途中、背後に気配を感じました。
振り返ると
でっかい木が3体、こちらに向かって全速力で走ってくるのが見えました。
クリスマスツリーみたいなギザギザのある大きな木です。
かなりの速度で走っているはずなのにこちらに着きません。
地面がルームランナーみたいになっていて走っても前に進めないしくみを想像してみてください。
遠くに見えるんだけど地面を蹴る音とか枝がきしむ音とか息遣いのようなものは間近で聞こえるし、遠近感がめちゃくちゃでした。
わたしは恐怖を感じると同時にあの者たちに自分の家がバレてはいけないと思い、速歩きで家を通り過ぎました。
犬や熊は走る者を追いかけます。
次に振り返ったとき、あの者たちはいませんでした。
次の徘徊の夜も、あの者たちはいませんでした。
あれから一度も見ていません。
わたしに何かを伝えたかった心霊の者だったのだろうと思います。
バイナリーオプション(HighLow)なんて知らなかったあの頃